スキャナー GT-X970[検証 其の一]

更新日:

て、先日お伝えした 
スキャナーGT-X970の検証の時間です。 前回の記事  

GT-X970 
この35mmポジフィルムをスキャニング。 

販促用のデュープポジなのでピントが甘くなってるかもですが 
比較はできるのでこれでいきます 笑 



GT-X970 
赤ワクで囲んだメーター部分を拡大して検証します。 

スキャニングするにあたり、設定も記載しておこう。 

まず、機種名はGT-X970で 
フィルムは35mmポジフィルム。 
モードはプロフェッショナルモード。 
24bitカラーで解像度は思いきって6400dpi。 

アンシャープマスクとかホコリ除去とか 
DIGITAL ICEとか一切なし。 

 
でも、先に言っておくと、、、 
管理人の購入したGT-X970は 
フィルムホルダーを使わない設定でスキャンしてるのに 
ガラス面0.0mmにピントがあっていませんでした。 

おかげで、ライオン製とKPS製の無反射ガラスの 
どちらがいいか?なんて言ってる場合じゃなーぃ(汗) 

 
まぁ、一応 
いろいろスキャンしたのでご覧ください。 

 
■まずは35mmポジマウントをホルダーに装着してスキャン。 
GT-X970 
結果としてはなかなか鮮明。 
いままで使ってたスキャナーと比べたら相当いい。 
これなら補正かければかなり良くなりそう。 

ファーストインプレッションとしては 
GT-X970買って良かったと思えました♪ 

 
■次はポジのみ(マウント無し)を 
じかにスキャナーのガラス面に置いてスキャン。 
GT-X970 
前述のとおり、マウント有りの状態よりピントが甘くなっています。うーん。 
以前読んだ、GT-X970を検証した方のブログによれば、 
ホルダーを使わない設定の場合、スキャナーのガラス面0.0mmから1.2mmまでは 
ほぼ変わらずクリアな画像が得られたと書いてあったんだけどなぁ、、、 
これが俗にいう個体差って奴? 

 
■これは、じかに置いたポジに 
ライオン製の無反射ガラスを載せてスキャン。 
GT-X970 
やはりピントは甘い。そしてガラスのぶん若干ぼやけたような? 
そして、イエロー味も微妙に増えた感じ。 
どちらにしてもピントがきてないんじゃ使い物にならない。 

 
■続きまして、KPS製の無反射ガラスを載せてスキャン。 
GT-X970 
ピントが甘いのはそのまま変わらず、、、 ぼやけた感じ。 
こちらは微妙にマゼンタが増えた印象。 
どうにも、ピントがきてないんじゃねぇ、、、 

 
■そして、ホルダーに付いてるスペーサをはずして 
35mmポジマウントをホルダーに装着してスキャン。 
スペーサー無し 
フィルム面がわずかにガラス面に近くなっただけですが、、、 
これは結果良好!スペーサー有りより鮮明♪ 
いままでで一番鮮明にスキャンできました。 

追記:↑このスキャン、、、アンシャープマスクをかけてた可能性が高い。 
何度かスキャンしてもここまで鮮明にならないので、、、 すいません。 
 

 
ということで 
今回のスキャニングは以上で終了っ 

 
↓これはおまけ。 
スペーサー無しを補正 
スペーサ無しでスキャンしたものをシャープ&レベル補正したもの。 

↑手元のポジをPEAKの10倍ルーペで覗くとこれくらい明るく鮮明にみえます。 
メーター部分のピントを確認するには10倍ルーペでも足りないけど 
スキャニング次第で、まだまだよくなりそうな感じ。 

ホルダー有りのスキャンもスペーサ無しにすると良い結果だったけど 
さらに微調整してもっと最適な距離を割り出してみようかな。 

そして、宿題として残ったのは 
やはりホルダー無しでスキャンしたときに 
ガラス面0.0mmにピントがあってない件をどうするか? 

管理人が何か間違えている可能性も含めて再検証するけど 
それでもピントがきてない場合は、 
最適なガラス面からの距離を割り出さないと、、、 困ったね。 

 
では、いつになるか未定だけど 
続きは[検証 其の二]でお伝えします(笑) 

 


追記: 
勉強不足でしたが、GT-X970はデュアルレンズ搭載機でレンズが2つあり 
フィルムホルダー使用時に使用するレンズとエリアガイド使用時に使う 
レンズが違うということにようやく気付きました、、、(汗) 
なお、フィルムホルダー使用時に動作するレンズのほうが大きく諧調に優れ 
こちらのレンズのみ6400dpiスキャンが可能とのことです。 
※エリアガイド使用時に動作するレンズは4800dpiが限界。 

なるほど、レンズが違うなら差がでて当然か、、、 

でも、試しに4800dpiでスキャンしたけど 
ピントはガラス面0.0mmにはきてませんでした、、、 残念。  

さらに追記: 

すっごく大事な情報です。 

すごい詳しくピントの考察をされたスレ主「snama」さんの書き込みが 
価格.comにあったのでご紹介。 

https://bbs.kakaku.com/bbs/00401010182/SortID=9145947/  

要約すると、GT-X970のアンシャープマスクはノイズが少なく優れており、 
あとからフォトショップでアンシャープマスクをかけるより断然良いので 
スキャンする際にはアンシャープマスクを使ったほうが良いぞと。 

エプソンすげー! snamaさんありがとー!  

 
さらにさらに追記: 
「無反射ガラスの結果を教えて」 

という勉強熱心な方がいましたのでここに返事を書いておきます。 

えー 正直言いましてさらなる検証をしていません(汗) 
というのも書いたとおり、個体差によるものだと思うけど 
管理人の買った個体はガラス面にピントがきてないため 
まずはピントはどの高さにきてる? 
というところからスタートしなきゃならない。 

しかもピントはどの高さにきてるかわかったところで 
ガラス面にピントがきてないから無反射ガラスで 
フィルムを押さえて平面にしても意味がない、、、 
結局、打開策がない、、、 ありゃりゃ。 

ガラス面にピントがあってる個体だったら 
苦労しないのにさ(汗) 

で、どちらの無反射ガラスを買おうか迷っているのなら 
KPS製をオススメです。 
色味の違いはスキャニングするたびに多少変化するので 
どちらも能力的には同じと思うけど、KPS製のガラスは 
指を切らないように端が面取りしてあります。 
ライオン製のは直線カットしたのみで素手での取り扱い注意って感じ。 

※ちなみにKPS製のを購入したんだけど、KPS製とは記載されてなくて 
あったのは(株)ジャプル・コーポレーションという社名でした。 

 
まぁ、管理人的には無反射ガラスうんぬんより 
「さらに追記」に記載した、GT-X970のアンシャープマスクを 
必ず使った方が良い!ということがGT-X970を使う人にとって 
一番重要な情報だと思う。 
無反射ガラスでスキャンして平面保ったところで 
フォトショップでアンシャープかけるんじゃ台無しだぞと。 

 
あー ガラス面にピントきてる人 
うらやましいなぁ(泣) 

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