こんなに小さなミニフィグがある!レゴブロックの人形のサイズ比較

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【LEGO】レゴブロックの人形。それがミニフィグ

ミニフィグとはレゴブロックの人形のこと。(minifigure/みにふぃぎゅあ)の略称で一般的にミニフィグ、もしくはさらに略してフィグと呼ばれています。レゴのセットに入っていたり、単体で販売されている場合もあります

ミニフィグ

LEGOブロックの「ミニフィグ」の前身と呼べる人形(Maxifigs)が登場したのは1974年。これは現在の人形とはサイズも形状も違い、腕のみが可動するものでした。そして、その翌年に登場した人形はサイズは現在と同様なものの顔の印刷が無く手足も可動しない人形でした。現在と同様の人形「ミニフィグ」が登場するのは、それから3年後の1978年のことです。

1978年、レゴの世界に「ミニフィグ」が追加された。手足が可動し、顔には笑顔が印刷されている人形である。以降、ミニフィグに大きさを合わせた建物や道路、乗り物、鉄道、ボート等を揃えて、笑顔の市民が住んでいる精巧な町を作れるようになった。

Wikipediaより

仮面ライダー・ジオウに登場するウォズくん的に言えば「祝え!まさにレゴのミニフィグ生誕の瞬間である。」です。ミニフィグは1978年生まれ。2018年はLEGOのミニフィグ生誕40周年にあたります。

その後、ミニフィグのバリエーションは8,000種以上、頭だけで650種類以上作られているんだとか。ミニフィグの歴史をサクサクっと紹介してみましたが、そろそろ本題、ミニフィグのサイズの話をしましょう。

 

標準的なミニフィグ【高さ約40.4ミリ】

標準ミニフィグの大きさは約40.4ミリ。ざっくり言うと約4センチ。これが標準的なミニフィグの大きさです。(髪の毛パーツは含んでいません)脚の幅は約15ミリ。手・足が可動し、頭も回転します。Cのカタチをした手によりアイテムを手にはめて持つことができます。

標準的なミニフィグ
標準的なミニフィグ

脚が6.4ミリ短いミニフィグもある【高さ約34ミリ】

2002年に標準ミニフィグよりも短い脚、ショートレッグと呼ばれる脚をもつミニフィグが登場しました。短くなったため脚を曲げることはできません。一般的なミニフィグよりも高さが約6.4ミリ低くなり、主に背の低いキャラクターや子供のミニフィグに使用されています。スター・ウォーズのキャラクター「ヨーダ」が最初のショートレッグなミニフィグです。(追記:近年、脚の長さが標準とショートの中間で脚が曲がるタイプの「ミドルレッグ」が登場しています。)

ショートレッグなミニフィグ
脚の短い、ショートレッグなミニフィグ

待望の赤ちゃんミニフィグ【高さ約17.2ミリ】

2016年にレゴ界に革命を起こすミニフィグが産声をあげました。それが赤ちゃんミニフィグです。これはレゴ・シティ「レゴ・シティの人たち(No.60134)」のセットで初登場したもので、高さ約17.2ミリ。標準ミニフィグに抱っこさせるとちょうどよいサイズ感です。頭も手も標準ミニフィグより小さく、モノをつかむことはできません。標準ミニフィグの手にピタッとはまる1ポッチサイズのミニフィグです。

標準ミニフィグと赤ちゃんミニフィグ
標準ミニフィグと赤ちゃんミニフィグのサイズ比較

ボードゲーム用のマイクロフィグ【高さ約21ミリ】

じつは1ポッチサイズの人形は赤ちゃんミニフィグが登場する前から存在しています。それがレゴのボードゲーム用に作られた「マイクロフィグ」と呼ばれている人形です。初登場は2009年「Lava Dragon Game(No.3838)」で可動部分はないシンプルな人形です。レゴのボードゲームは日本では販売されていないため知らない人も多いかと思います。なお、赤ちゃんミニフィグとは違い、頭の1ポッチは標準ミニフィグと同じサイズです。彩色されていないマイクロフィグは彫像として使用されることもあります。

マイクロフィグ
マイクロフィグ(画像はルーク・スカイウォーカー)
マイクロフィグ(左から2番目)とその他のミニフィグ

可愛いから特例!? ベビーグルート【高さ約15.8ミリ】

さらに近年、ボードゲーム用のマイクロフィグではなく、通常セットに含まれる人形として1ポッチサイズの人形が登場しました。それが映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに登場するベビーグルートです。2017年「スーパー・ヒーローズ 宇宙船ミラノvsアビリスク(No.76081)」で初登場。知る限りベビーグルートのためだけに作られた型です。可愛らしく人気があるキャラクターなので特例といったところでしょうか。管理人はマーベル好きなので説明してしまいますが、ベビーグルートは驚異的な再生能力を持つ樹木型ヒューマノイド。登場時は背の高い大人の姿をしていましたが仲間を守るために犠牲になり、小枝として蘇ったのがベビーグルートです(じつは同一人物ではなく息子とのこと!驚きですね)。

ベビーグルートのミニフィグ
ベビーグルート(映画:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)
他のミニフィグの手にはめることができます

ナノフィグまたはスタチュー【高さ約15.5ミリ】

赤ちゃんミニフィグやマイクロフィグ、特例的なベビーグルートよりも小さな人形なんてあるんでしょうか?、、、と、だいぶ下手くそな前フリですが(笑)あります。

ナノフィグ
ナノフィグ(画像はハリー・ポッターのリーマス・ルーピン先生)

それが、ナノフィグまたはスタチュー(彫像)と呼ばれる人形です。高さはわずか約15.5ミリ。この高さは台座部分を含んでいますので人形部分のみだとさらに小さいです。なお、この人形は元々あった人型のトロフィーパーツに彩色を施したもので、トロフィーと同じ型を流用しています。

彩色された最初のトロフィーは「パイレーツ・オブ・カリビアン/アン王女の復讐号(No.4195)」のセットに登場していますが、ブードゥー人形として登場したので、まだ単なる飾りパーツという状況でした。しかし、その後「マーベル スーパーヒーローズ・シールド・ヘリキャリア(No.76042)」においてミニフィグと同様の扱いで登場し、その後も有名キャラクターがナノフィグ化されていますので、もはや飾りパーツではなく、ナノフィグという名の人形です。(図らずもシャレた笑)

ミニフィグのサイズ比較
ミニフィグのサイズ比較(標準ミニフィグからナノフィグまで)
アベンジャーズのナノフィグ
ナノフィグ化されたアベンジャーズのキャラクターたち

標準ミニフィグよりも大きい「ハルク」【高さ約75ミリ】

標準ミニフィグより小さなミニフィグを紹介してきましたが、標準ミニフィグより大きなミニフィグもあります。(ミニフィグなのに大きいとか、ややこしいですね)例えば、マーベルコミックのキャラクター「ハルク」などが有名です。

ハルクのミニフィグとのサイズ比較
ハルク、またの名を超人ハルク(右側)

「ハルク」より巨大なミニフィグ「デューバック」【長さ約169ミリ】

ハルクよりも大きなミニフィグがスター・ウォーズの登場する巨大なトカゲのような生物。砂漠の惑星タトゥイーンに生息する「デューバック」です。このミニフィグは大変大きく管理人のお気に入り、頭の先から尻尾の先まで長さ約169ミリ。背中にサンドトルーパーを乗せることができます。

スター・ウォーズのレゴセットには他にもワンパやランコアなど魅力的な巨大ミニフィグたちがいます。

デューバッグのミニフィグ
デューバック

以上、LEGOブロックの標準ミニフィグよりも小さなミニフィグから、大きなミニフィグまで紹介してみました。今後、いままでに無いサイズのミニフィグが登場するのかどうか楽しみですね。

それではレゴとともにあらんことを。

 

おまけ

「マイクロフィグ」を乗せたオリジナルのフィグ乗りロボを作ってみました。このフィグ乗りロボの高さは約9センチ(翼は含みません)。もっと大きなロボットに乗っているように見えませんか?標準ミニフィグを乗せてこのバランスで作るとサイズが大きくなりますが、マイクロフィグならこのように小さくて済みます。パワードスーツ系とかなら標準ミニフィグ(高さ4センチ)と同じくらいのサイズで作れるかもしれません(なんか面白そうっ)

フィグ乗りロボ

追記:

早速、赤ちゃんフィグを乗せたフィグ乗りロボを作ってみました。マイクロフィグも同じく1ポッチなので乗ることができますが赤ちゃんが乗ってるほうが面白いかと笑 ロボットの腕と脚は可動し、コックピットも開閉可能です。高さは標準ミニフィグと同じ約4センチにすることができました☆

赤ちゃんフィグ用のフィグ乗りロボ

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