※更新しました(2024年6月30日)
ウ サイン・ボルトが世界陸上2009で100m、200mの二冠を達成。
それも史上初となるオリンピックで世界新記録を樹立しての二冠!!
両手を広げ、胸を叩きながら余裕のフィニッシュ!!
ゴール後に「オレがナンバーワンだ!」と
カメラに向かって叫んでいたけど、まさにそのとおり。
現役選手の中でナンバーワンなだけじゃない。
人類史上で一番速いスプリンターがボルトだ。
追記:ボルト選手は2017年の世界陸上ロンドン大会で現役を引退しました。
あの余裕の走りっぷりには一言いいたくなるけどね(笑)
ところでボルトは背が高い。
身長が195センチもある。
背が高いから足が速い?
いやいや、そんな話は聞いたことがない。
とはいえ、身長や体重と関係があるかもしれないので、
以下、歴代10位までのタイムと身長・体重を調べてみましたよ。
↓どぞー
男子100M [歴代トップ10]
1位
■タイム:9秒58 (+0.9m/s)
■名 前:ウサイン・ボルト(国名:ジャマイカ)1986.8.21生まれ
■身 長:195cm / 体 重:94kg ←公式サイトのプロフィールより
記録日:2009年8月16日(ベルリン/世界陸上)
2位
■タイム:9秒69 (-0.1m/s)
■名 前:ヨハン・ブレーク(国名:ジャマイカ)1989.12.26生まれ
■身 長:180cm / 体 重:78kg
記録日:2012年8月23日(ローザンヌ)
2位タイ
■タイム:9秒69 (+2.0m/s)
■名 前:タイソン・ゲイ(国名:アメリカ)1982.8.9生まれ
■身 長:183cm / 体 重:73kg
記録日:2009年9月20日(上海)
3位
■タイム:9秒72 (+0.2m/s)
■名 前:アサファ・パウエル(国名:ジャマイカ)1982.11.23生まれ
■身 長:190cm / 体 重:88kg
記録日:2008年9月2日(ローザンヌ)
4位
■タイム:9秒74 (+0.9m/s)
■名 前:ジャスティン・ガトリン(国名:アメリカ)1982.2.10生まれ
■身 長:185cm / 体 重:79kg
記録日:2015年5月15日(ドーハ)
5位
■タイム:9秒76 (+0.6m/s)
■名 前:クリスチャン・コールマン(国名:アメリカ)1996.3.6生まれ
■身 長:175cm / 体 重:71kg
記録日:2019年9月28日(ドーハ)
5位タイ
■タイム:9秒76 (+1.4m/s)
■名 前:フレッド・カーリー(国名:アメリカ)1995.5.7生まれ
■身 長:191cm / 体 重:93kg
記録日:2022年6月24日(ユージーン)
5位タイ
■タイム:9秒76A (+1.2m/s)A=高地記録
■名 前:トレイボン・ブロメル(国名:アメリカ)1995.7.10生まれ
■身 長:175cm / 体 重:71kg
記録日:2021年9月18日(ナイロビ)
補足:ジュニア世界記録保持者 9秒97(+1.8m)
6位
■タイム:9秒77 (+0.9m/s)NEW
■名 前:キシェーン・トンプソン(国名:ジャマイカ)2001.7.17生まれ
■身 長:185cm / 体 重:77kg
記録日:2024年6月28日(キングストン)
6位タイ
■タイム:9秒77A (+1.2m/s)A=高地記録
■名 前:ファーディナンド・オムルワ(国名:ケニア)1996.1.2生まれ
■身 長:175cm / 体 重:83kg
記録日:2021年9月18日(ナイロビ)
7位
■タイム:9秒78 (+0.9m/s)
■名 前:ネスタ・カーター(国名:ジャマイカ)1985.11.10生まれ
■身 長:178cm / 体 重:70kg
記録日:2010年8月29日(リエーティ)
8位
■タイム:9秒79 (+0.1m/s)
■名 前:モーリス・グリーン(国名:アメリカ)1974.7.23生まれ
■身 長:175cm / 体 重:79kg
記録日:1999年6月16日(アテネ)
9位
■タイム:9秒80 (+0.1m/s)
■名 前:ラモント マルセル・ジェイコブズ(国名:イタリア)1994.9.26生まれ
■身 長:188cm / 体 重:79kg
記録日:2021年8月1日(東京/オリンピック)
9位タイ
■タイム:9秒80 (+1.3m/s)
■名 前:スティーブ・マリングス(国名:ジャマイカ)1982.11.29生まれ
■身 長:176cm / 体 重:67kg
記録日:2011年6月4日(ユージーン)
10位
■タイム:9秒82 (+1.7m/s)
■名 前:リチャード・トンプソン(国名:トリニダード・トバゴ)1985.6.7生まれ
■身 長:188cm / 体 重:80kg
記録日:2014年6月21日(ポートオブスペイン)
おまけ、、、
11位
■タイム:9秒83 (+0.9m/s)
■名 前:蘇 炳添(そ へいてん)(国名:中国)1989.8.29生まれ
■身 長:173cm / 体 重:70kg
記録日:2021年8月1日(東京/オリンピック)
11位タイ
■タイム:9秒83 (+0.9m/s)
■名 前:ロニー・ベイカー(国名:アメリカ)1993.10.15生まれ
■身 長:180cm / 体 重:79kg
記録日:2021年8月1日(東京/オリンピック)
12位
■タイム:9秒84 (+0.2m/s)
■名 前:ブルニー・スリン(国名:カナダ)1967.7.12生まれ
■身 長:180cm / 体 重:86kg
記録日:1999年8月22日(セビリア)
12位タイ
■タイム:9秒84 (+0.7m/s)
■名 前:ドノバン・ベイリー(国名:カナダ)1967.12.16生まれ
■身 長:182cm / 体 重:83kg
記録日:1996年7月29日(アトランタ/オリンピック)
12位タイ
■タイム:9秒84 (+1.2m/s)
■名 前:アカニ・シンビネ(国名:南アフリカ共和国)1993.9.21生まれ
■身 長:176cm / 体 重:74kg
記録日:2021年7月6日(セーケシュフェヘールヴァール)
13位
■タイム:9秒85 (+1.2m/s)
■名 前:リロイ・バレル(国名:アメリカ)1967.2.21生まれ
■身 長:183cm / 体 重:82kg
記録日:1994年7月6日(ローザンヌ)
13位タイ
■タイム:9秒85 (+1.3m/s)
■名 前:マイク・ロジャース(国名:アメリカ)1985.4.24生まれ
■身 長:175cm / 体 重:76kg
記録日:2011年6月4日(ユージーン)
13位タイ
■タイム:9秒85 (+1.7m/s)
■名 前:オルソジ・ファスバ(国名:ナイジェリア)
■身 長:165cm 175cm / 体 重:70kg
記録日:2006年5月12日(ドーハ)
14位
■タイム:9秒86 (-0.4m/s)
■名 前:フランク・フレデリクス(国名:ナミビア)1967.10.2生まれ
■身 長:180cm / 体 重:72kg
記録日:1996年7月3日(ローザンヌ)
14位タイ
■タイム:9秒86 (+0.4m/s)
■名 前:アト・ボルドン(国名:トリニダード・トバゴ)1973.12.30生まれ
■身 長:175cm / 体 重:72kg
記録日:1999年7月2日(ローザンヌ)
14位タイ
■タイム:9秒86 (+0.6m/s)
■名 前:フランシス・オビクウェル(国名:ポルトガル)1967.10.2生まれ
■身 長:195cm / 体 重:74kg
記録日:2004年8月22日(アテネ/オリンピック)
14位タイ
■タイム:9秒86 (+1.1m/s)
■名 前:ケストン・ブレッドマン(国名:トリニダード・トバゴ)1988.3.8生まれ
■身 長:183cm / 体 重:75kg
記録日:2015年6月27日(ポートオブスペイン)
*2012年6月23日に同じ場所で同タイムを記録 9秒86(+1.4m/s)
14位タイ
■タイム:9秒86 (+1.2m/s)
■名 前:カール・ルイス(国名:アメリカ)1961.7.1生まれ
■身 長:188cm / 体 重:81kg
記録日:1991年8月25日(東京/世界陸上)
14位タイ
■タイム:9秒86 (+1.3m/s)
■名 前:ジミー・ヴィコ(国名:フランス)1992.2.27生まれ
■身 長:184cm / 体 重:76kg
記録日:2015年7月4日(サン=ドニ)
15位
■タイム:9秒87 (-0.2m/s)
■名 前:オバデレ・トンプソン(国名:バルバドス)1976.3.30生まれ
■身 長:175cm / 体 重:67kg
記録日:1998年9月11日(ヨハネスブルグ)
15位タイ
■タイム:9秒87 (+0.3m/s)
■名 前:リンフォード・クリスティ(国名:イギリス)1960.4.2生まれ
■身 長:189cm / 体 重:84kg
記録日:1993年8月15日(シュトゥットガルト)
どう?
確かに身長が高い人が多いけど、、、
170cm台の人もけっこういる。
グリーンが実践していた走法だと、自身の175cmくらいがベストだったはず、、、
歴代6位の記録をもつモーリス・グリーンは身長175cmだし
それに歴代10位タイのオルソジ・ファスバなんて
日本人の平均身長よりも低くて165cmしかない。
追記:オルソジ・ファスバ選手の身長は165cmではなく175cmでした。
背が低いのにスゴイと持ち上げていたのに、、、
大変失礼いたしました 汗
じゃあ、逆にボルトだけ突出して身長が高いのか?
というと、これがまたそうでもない。
9秒86の記録をもつ、フランシス・オビクウェル選手は
ボルトと同じくらい背が高くて195cmある。
でも、オビクウェル選手は体重74kgで
ボルトは体重が94kgなので、体重差が20kgもある!
オビクウェル選手が軽いとも言えるけれど、
トップ10で体重が90kgオーバーなのはボルトだけなんだよね。
身長が高くて体重もあるのに
そのカラダを素早く動かせるボルト。
簡単に言うと「筋肉の質が違う。」ってことになるのかな?
これは生まれつきなのか
トレーニングの賜物なのか、、、
いずれは専門家が解明してくれることでしょう(丸投げ)
追記:とか言っていましたが
その後、ボルト選手に近い体格のフレッド・カーリー選手が登場。
身長191cm/体重94kg、歴代5位タイ!
さて
結局のところよくわかりませんが終わりがみえないので
ビシっとこう締めよう。
ボルトだから速い。
追記:
リオ五輪(現地時間で8月14日)でウサイン・ボルト選手が陸上男子100Mで史上初の五輪三連覇となる金メダルを獲得しました(タイム9秒81)。銀メダルはジャスティン・ガトリン選手(タイム9秒89)。銅メダルはアンドレ・ドグラス選手(タイム9秒91)。
✳︎ドグラス選手はまだ歴代トップ10に入っていないので↓身長・体重を記載しておきます。
アンドレ・ドグラス:身長176cm/体重70kg/1994.11.10生まれ
■ボルトの豆知識
フルネーム:ウサイン・セント・レオ・ボルト(Usain St. Leo Bolt)
誕生日:1986年8月21日
足のサイズ:31センチ
*つくばエキスポセンターのホームページより
日本陸連科学委員会が2009年8月の世界選手権100m決勝時のボルトの走りを分析した結果によれば、最高速に達した時点でのボルトの歩幅は2メートル75センチ、ゴールラインを超える最後の一歩は2メートル99センチ5ミリに達していた。 ※これは100m走における史上最大級の歩幅であり、身長に対する歩幅の比も140パーセントと他の選手に対して大きい。 |
リチャード・トンプソン選手の画像を他の選手と間違えていましたので修正しました。
あらねこさん、ご指摘いただきありがとうございます。
※更新しました(2014年7月2日)
ジャスティン・ガトリン選手の記録が古い記録のままだったので更新しました。
とある陸上ファンさん、ご指摘いただきありがとうございます。
その他の記録も最新のものに更新しました。
※更新しました(2015年6月22日)
ジャスティン・ガトリン選手の記録を更新しました。
ご指摘いただきありがとうございます。
※更新しました(2015年7月12日)
トレイボン・ブロメル選手[歴代9位]、ジミー・ヴィコ選手[歴代11位]
※更新しました(2016年8月15日)
ウサイン・ボルト選手の五輪三連覇情報を追記。歴代記録の変動はありません。
※更新しました(2017年1月13日)
オルソジ・ファスバ選手の身長を間違えていましたので修正しました。
ご指摘いただきありがとうございます。
※更新しました(2017年6月15日)
クリスチャン・コールマン選手[歴代8位]
情報をありがとうございます。
※更新しました(2018年9月29日)
クリスチャン・コールマン選手の記録を更新しました。[歴代6位]
※更新しました(2019年9月29日)
クリスチャン・コールマン選手の記録を更新しました。[歴代5位]
※更新しました(2021年7月22日)
トレイボン・ブロメル選手の記録を更新しました。[歴代6位]
※更新しました(2021年7月22日)
アカニ・シンビネ選手[歴代11位タイ]
※更新しました(2021年8月2日)
ラモント マルセル・ジェイコブズ選手[歴代9位]
蘇 炳添選手[歴代11位]
ロニー・ベイカー選手[歴代11位タイ]
※更新しました(2022年7月17日)
トレイボン・ブロメル選手の記録を更新しました。[歴代5位タイ]
ファーディナンド・オムルワ選手[歴代6位タイ]
フレッド・カーリー選手[歴代5位タイ]
※更新しました(2024年6月30日)
キシェーン・トンプソン選手[歴代6位]
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