おすすめは「Tシャツトリニティ」!
今回は自分でデザインしたTシャツを販売して稼ごうというお話です。普通、一般人がデザインしたものを商品にして販売するとなると資金面で相当ハードルが高いんですが、いまはいい世の中。初期費用0円で販売できる、いわゆるドロップシッピング(Drop Shipping)方式のTシャツ通販サイトが存在しています。これは商品が売れた場合のみ商品を製作し、販売・発送までしてくれる仕組みで、在庫リスクがありません。なかでも有名なのが「Tシャツトリニティ」さん。
ドロップシッピング方式なので発送する手間もお客さんとのメールのやりとりも必要ありません。私たちがすることはデザインすること。プリントする位置や大きさを指定すること、宣伝文句を書くなども必要ですが、逆に言うとすることはその程度。非常にラクです。そのかわり、といっちゃあれですが、通常は販売価格の10〜20%くらいを取り分に設定するので稼げる額はおこずかい程度の人が多いと思います。もちろん毎月何万円も稼いでいる人もいるだろうけど少数なはず。管理人の場合は春〜夏のTシャツがよく売れる時期で5,000円〜15,000円程度。でも、アップしたデザインはこの会社がつぶれない限り存在しているので、今年売れなくても来年売れる可能性があったりします。種を巻いて芽が出るのを待っているような感じ?このくらいの余裕は必要かと思います。笑
思うがままに自由にデザインしよう
世の中にいるデザイナーさん、イラストレーターさんにはとくにオススメ。デザイン業というものは、たいていの場合、クライアントの意向が入ったり、先輩デザイナーの意見が入ったりして、完全100%自分の考えを押し通せるなんてことはあまり無かったりしますが、Tシャツトリニティなら、完全100%私デザインの夢が叶えられます。とことん可愛くもできる。超絶くだらなくもできる。すべて己の思うがまま。そう、自由っ! それに、自分がデザインしたものが売れるというのはテストで合格点もらったようなうれしさがあるんです。
↓売れているTシャツ例
始めるのも簡単。デザインしたデータをアップして配置とか決めたら売れるのを待つだけ。売れたらその分の報酬が入ってくるし、売れなければ入ってこない。損をすることはありません。いまの時代、似たようなTシャツ通販サイトは他にもあるけれど、ネットで見聞きしたところ「Tシャツトリニティ」が一番売れている人気サイトだよ!という声が多いので始めるならココでいいかと。決してTシャツトリニティの回し者なわけではありません。販売商品もTシャツ、レディースTシャツ、ラグランTシャツ、スウェット、パーカー、トートバッグ、スマホケースと豊富で、サイズも100〜XXXLサイズまでと幅広い。なによりデザインする側としてはサイトが使いやすいのがうれしい。
ファイル形式は透過PNGがおすすめ
デザインするとなると気になるのがデータをアップロードする際の入稿仕様。これは透過PNG(PNG24)をおすすめします。JPEGやGIFでもアップロードできますが、JPEGは背景を透明にできないし、GIFは透過GIFにはできますが色数が256色なので透過PNGよりも印刷品質が劣ります。ですので、これは背景を透明にできて色数も多い透過PNGが断然おすすめ。管理人はPNG一択です。画像サイズは最大2000ピクセル×2000ピクセルです。これ以上に大きいサイズだとアップロードできません。小さすぎるのもダメで長い方の辺が1000ピクセル以上でないといけません。解像度は72pixel/inch以上、200pixel/inch以内。ファイル容量は15MB以内です。必要十分な容量があります。
カラーモードはRGB
カラーモードはRGBです。印刷なのでCMYKかな?と思ってしまいますがRGB形式です。彩度の高い色にしていてもプリント時にCMYKの近似値に置き換えられますので注意が必要です(アップロードする前にCMYKに変換して色の変化を確認しておきましょう) その他の注意点としては不透明度の設定は不可ということ。例えばフォトショップやイラストレーターなどのソフトで不透明度50%という設定にしていてもTシャツトリニティのプリンターは不透明度100%で読み取りますので不透明度の設定は不可です。透過PNGで背景を透明にする場合は確実に消してなにもない状態にしておきましょう。薄〜く不透明度10%くらいの消し残しが残っているとバッチリ印刷されてしまいます。(選択範囲などを使い不要なデータが残っていないか確認しておきましょう)
人気があるのはパロディTシャツ
出店されているTシャツをみると、洗練されたものからお茶を吹きそうなものまで多種多様です。デザイナーさんがきちんとデザインソフト(フォトショップやイラストレーター)で作っているなというものもあれば、そうでない手抜きなモノもチラホラ。デザインソフトを使っているほうが見栄えがよくてもちろん売れるはず。売れ筋はくすっと笑えるパロディTシャツが人気という印象です。学校でも営業でもどこでも話のネタになるし、思わず話かけたくなるのでパロディTシャツを購入する方は多いようです。時事ネタのパロディなども話のネタになるので人気があります。センスがいいんだと思いますが文字だけで勝負している方もいますね。(時事ネタは人気が落ちるのも早いので管理人的にはスルーしてます。当たると大きく稼げるけど、、みんなセンスいいのでね汗)
以下、管理人のショップ「坂の途中のTシャツ屋さん」で販売しているTシャツを宣伝がてらご紹介します。参考にどうぞっ
言わずとしれたスーパーマンのパロディ、スイカーマンTシャツです。去年の夏に作成し現時点で計7枚売れています。色の変更などバージョンアップしたのでいままでの評価がなくなっているのが残念、、、 追記:今年も売れています。感謝♪
このTシャツも売れています。目と口しか描いていませんがあの有名なスライムっぽいのが人気の理由かと。現時点で計11枚売れています。Tシャツトリニティで「スライム」で検索すると人気順で1位です
じつは日向坂46の金村美玖ちゃんのキャッチフレーズ「みくをお寿司かない!」に触発されて作成したものなんですが笑 そこそこ売れています。海外の人のお土産用かも?
同じ画像で作成した別バージョンのTシャツは少し売れました。これは最近作成したのでこれからに期待
チェ・ゲバラは多くの方がモチーフにしている激戦区ですが参戦してみました。さぁ、どうだ?
エジソンの名言のタイポグラフィTシャツを作成してみました。英語にするとカッコイイ笑。こちらも最近作成したのでこれからに期待。 追記:早速売れ始めました
シンプルな惑星イラスト。涼しげなので夏に売れてくれるんじゃないかと、、、
2021年2月 追記:大河ドラマ「青天を衝け」のモデル、新一万円札の顔。渋沢栄一氏のTシャツを作成しました。
販売価格は自分で設定することができる
ここが一番大事なポイントかも知れませんが、自分のデザインしたTシャツをいくらで販売するのかを自分で決めることができます。例えば、最低販売価格が1,836円のTシャツを2,500円で販売すると差額分の664円が報酬になります。3,500円で販売すれば1,664円の儲けといった感じで高価格設定にすればするほど売れたときに儲けることができます。例えば素人アイドルさんとか固定ファンの方がいるユーチューバーさんとかいう場合にはオフィシャルグッズ的に高め設定にしてもいいかもしれませんが、通常、あまりに他と比べて高すぎる設定価格だと敬遠されて売れないと思います。ただし、、、購買層はケチな方々ではありません。他の人が着ていないTシャツ、面白いTシャツ、自分がいいなと思ったTシャツを着たいという、余裕や遊び心のある方たちです(たぶん)。決して、なんでもいいから安いTシャツを探しているわけではないことは知っておいたほうがいいです。なので、あなたのアイデア、センス次第で人気Tシャツを生み出すことも可能です。
日頃、仕事では堅苦しいデザインばかりでつまらないという方、あなたの個性を思う存分発揮できるチャンスです。絵が上手く描ける人! くだらないこと思いつく人! ぜひ、チャレンジしてみてください☆
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