さっきロイターから連絡があったんだけど、スイスの米IBM研究所が世界最小の雑誌の表紙を制作したんだってさ。ま、連絡があったってのはイッツ ア ジョークなんだけど、この技術は本物。世界最小の本なんていうから最初は顕微鏡でも見ながらの職人技か?と思ったけれど格が違った。
職人レベルの話じゃなく
最新科学を駆使した結果のお話でした。
だって、制作されたサイズが
11 × 14μm(マイクロメートル)だよ。
ミリに直すと0.011ミリ × 0.014ミリ
*1マイクロメートルは0.001ミリメートル
マイクロメートルといってもピンとこないと思うからモノの大きさに例えると塩1粒の2000分の1の大きさです。とにかく小さくて肉眼じゃ見えませんって大きさだ。
雑誌の表紙を縮小して制作したんだって。
それじゃ、早速見てみよう
↓これが元の雑誌(ナショナル・ジオグラフィック・キッズの表紙)
↓そして、これが今回制作されたもの
こ、これが
0.011ミリ × 0.014ミリ!!!
いつのまにか、ちょっと人類スゴい
なんでも、3Dプリンター技術に似たテクノロジーを使用してポリマーに画像を彫り込んでいるんだって。なので印刷ではなく彫刻だね。彫金のほうが近いかな?
こんなに鋭利で小さな小さな「ノミ」で削っています。画像は鉛筆点よりも10万倍も小さい加熱可能なシリコンチップで作られたノミ。
機械は冷蔵庫ほどの大きさで、コストは約50万ユーロ(約7000万円)。 この技術はトランジスタの製造のほか、貨幣や旅券、アート作品の偽造防止などに使用することが可能ということです。
そのうち高級な宝石の偽造防止にも応用できそう。他には、体内埋込型IDチップの代用とか?ちと恐いけど、ココまで小さいと痛みを感じないきがするね。いまは顕微鏡が必要だから偽造防止くらいにしか使えないんだろうけど、読み取り側も進化したら面白くなってきそうじゃない?
グーグルグラスに顕微鏡内蔵とか?
例えば
いま計算したみたけど
上の雑誌と同じサイズなら、
わずか、5ミリ角の中に
46,296ページ収められるんだよー!!
ワンピースとかの漫画なら107巻分って計算だ。
あの超大作がわずか5ミリ角の中に。それも余裕で。
byアップル風
まぁ、ないよねー
107巻じゃ終わらなさそうだ。
って、そっちの話じゃなーいっ
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