絶景っ 絶景っ!
映画「GOEMON」を観てきたよん。
自分でも意外だけど、
一人で映画を観たのは高校生の頃以来。(もち、映画館でってことです)
カノジョが「母の日」にあわせて田舎に帰ってていないから、
久しぶりに一人で映画でも観にいくかっ という気分に。
でも、いざ観にいこうと思ったらそんなに観たいのがない。
映画館でみるならSF超大作系がいいのに、、、
いま、そういうの公開してないやい。
ってことで、公開中の作品の中で「GOEMON」と
「スラムドッグ$ミリオネア」と迷った末、、、
GOEMONに決定っ
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GOEMONのほうが
カノジョは興味なさそうだし(笑)
渋谷シネパレスで観たんだけど一人はラク!
ホットドッグ&ポップコーン&アイスティを購入して
大半が席に着いたあとに入ったのに、
ちょうど真ん中のいい席をゲットできたっ
カワイイ娘の隣の席が空いてたのさ。 ラッキー☆
野郎はこういうとき、ひとつ空けて座るからこうなりがちだよね(笑)
昼飯がわりのホットドッグを
館内が暗くなる前に速効で食べ終えて、スタンバイOK!
膝の上にはカワイイ娘をのせて
膝の上にはキャラメルポップコーン&アイスティ。
うーん いいねぇ♪
ひとりを満喫だっ!
で、映画「GOEMON」の感想。
観てない人もいるだろうから、
詳しくは書かないけど、観て損はしないぜ。(←言い切ってみた)
紀里谷監督のダークな映像美は他じゃみれないものだし、
斬新な解釈で練られたストーリーも面白い。
城の外観や甲冑なんかも東洋と西洋を融合させたような
どこか未来的な造型で新鮮。
CGはハリウッドに比べてまだまだ後れをとってるけど、
ハリウッドにはない描きかただから、新しくも見える。
上映時間も2時間8分もあるし、
最先端をいってる邦画の超大作と言っていいだろう。
でも、悪いところもたくさんある。
■江口洋介が演じる、主人公「石川五右衛門」の
魅力(カリスマ性)がもう一歩足りてない。
霧隠才蔵に食われてます。(大沢たかおが演じた才蔵がカッコイイんだコレが)
■全体にダークな場面が多かったから、
明と暗の差の描写をもっと見せて欲しかった。
例えば広末涼子が演じた「茶々」はもっと華やかに美しく撮れるはず。
■終盤の展開が面白みに欠ける。
エンディングを迎えるために付け足したストーリーな感じ。
撮り方も前半のような派手さもなくていまいち。(資金不足?)
こんな感じで
終盤に勢いが少し落ちるから、観終わったあと、
最高の映画だったぜっーーーーー!!! って言いずらいんだけど、
それでも、観て良かった!と言えます。(←再び言い切ってみた)
だって、日本映画というと、
これならテレビドラマでいいんじゃない? ってが多いでしょ。
安く作るためのテクニックばかり目につくし(笑)
だから邦画を観る気にならないわけで、、、
でも でも でも でも~「GOEMON」はテレビじゃあ無理。
映画館でみるべき映画にちゃんとなってます。
紀里谷監督はビッグマウスだから
気に入らない人も多いと思うけど(管理人もそんなに好きじゃないけど)
間違いなくビッグマウスに見合う才能がある。
なんせ雇われ監督じゃないし、脚本も自分で書いてるからね。
だからこそスポンサーに気を使わずにやりたいことができるのさ。
こんな監督は希有だよ。
ほんと息を飲むようなシーンも多いから、
ポップコーンなんてほんの少ししか食べれなかったね。
周りが静かだから気を使ったわけじゃない(笑)
「才蔵が一番カッコよかったぁー!」
隣で観てた娘が観終わったあとにこう言っていたけど
(女友達との会話が聞こえた)
管理人も同感。
「GOEMON」じゃなくて
「SAIZO」でもよかったくらい。
五右衛門がカッコ悪いわけじゃないけど、
才蔵の生き様が男すぎる。
守るべきものがあるってことは
男にとって弱点を持つことにもなるけど、
守るべきものもない男より圧倒的に強いんだ。
その強さに惚れたぜ。
才蔵は強いね。
強すぎるね。
心がだよ
ムービー・マスターピース GOEMON The Movie 1/6スケールフィギュア